予防接種について
予防接種は、個人が感染症にかからないようにするため、および社会全体で感染症が流行しないようにするために行われています。
予防接種には、法令に基づいて市町村が実施する定期接種と、個人が医師と相談のうえ判断して接種を受ける任意接種があります。
定期接種:子宮頸がん予防ワクチンについて、風しん抗体検査・予防接種について
任意接種:子ども任意予防接種の助成について
定期予防接種について
お母さんから受け継がれた病気に対する抵抗力(免疫)は、自然に失われます。
その後は、赤ちゃん自身で免疫をつくる必要があります。これに役立つのが予防接種です。
子どもは病気にかかりやすく、かかると重くなることがありますので、病気にかからないように守ってあげなくてはなりません。
予防接種で免疫力をつけ、伝染病から守ってあげましょう。
「予防接種と子どもの健康」や町からのお知らせなどを読んで、予防接種の必要性や副反応などについてよく理解して予防接種を受けさせましょう。
定期予防接種の日程・場所等については、広報、個人通知でご確認ください。
子宮頸がん予防ワクチン(子宮頸がんワクチン)接種についてのご案内
平成25年4月1日の予防接種法の改正により、子宮頸がん予防ワクチンが定期の予防接種の対象となりましたが、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が子宮頸がん予防ワクチン接種後に特異的にみられたことから、厚生労働省は、平成25年6月から積極的な接種の勧奨を控えるよう勧告をしていました。
令和3年11月、厚生労働省により、最新の知見を踏まえ、ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、令和4年4月から積極的な接種の勧奨を再開することとなり、HPV2価・4価に加え、令和5年4月からHPV9価ワクチンも公費で接種できるようになりました。
また、積極的勧奨を控えている間に接種機会を逃した方へ、令和4年4月から3年間、公費による助成(キャッチアップ接種)を行っています
定期接種対象者
小学6年生から高校1年生相当の女の子
キャッチアップ接種対象者
- 平成9年4月2日から平成21年4月1日生まれの女性
- 1.の方で、過去にHPVワクチンを合計3回受けていない人
※キャッチアップ接種の期限は、令和7年3月31日とされていましたが、令和8年3月31日まで延長されました。令和7年度中に1回以上接種していることが条件となりますが、全額公費での接種が可能です。詳しくは役場福祉保健課までお問合せください。
資料のご案内
- 小学校6年~高校1年の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(厚労省作成リーフレット概要版)
(3510KB)
- 小学校6年~高校1年の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(厚労省作成リーフレット詳細版)
(4156KB)
- キャッチアップ接種対象の方へのリーフレット
(2284KB)
接種を受ける場合には、子宮頸がん予防ワクチン接種の有効性や安全性などについて、十分にご理解のうえでお受けいただきますようお願いいたします。
なお、ワクチン接種だけで子宮頸がんの発症を100パーセント防ぐことはできません。ワクチン接種とあわせて、20歳以降は定期的に子宮がん検診を受けることで、がんを早期に発見することも大切です。
接種券の発行について
接種をご希望の方には、接種券を発行いたします。
南部町福祉保健課 (64-4836) までご連絡ください。
風しん抗体検査・予防接種についてのご案内
平成31年4月より風しんの抗体保有率が低い世代の男性は、抗体検査を無料で受けることができます。
検査の結果、十分な量の抗体がないと診断された場合、予防接種を無料で受けられます。
- 対象者:昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性
- 実施期間:令和7年3月31日まで
昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性
全国の医療機関で風しん抗体検査および予防接種が受けられる無料券を令和2年5月までに発送いたしました。
無料クーポン券は2024年(令和6年)2月まで延長になりました。
- 抗体検査については、一部の健診機関でも(町の総合健診や事業所健診)受けることが出来ます。
- 抗体検査を受けるには、町から送付した「無料券」と「本人確認書類」を持参して医療機関等の窓口に提出してください。抗体検査の結果、十分な量の抗体がない方は、定期接種として無料で予防接種を受けることができます。
参 考
任意予防接種について
子ども任意予防接種について
中学生以下(15歳以下)の方が次のワクチンを接種をする場合は、助成を受けることができます。
(注)ただし、ワクチンの種類を問わず年度内で合計2回までとします。同じ種類のワクチンを2回接種する場合も助成いたします。
対象ワクチン
- 季節性インフルエンザ
- おたふくかぜ
- B型肝炎
助成金額
1回につき2,000円まで
助成回数
3種類のワクチンのうち年度内2回まで
申請方法
助成は償還払いの方式で行なわれます。事前の手続きは必要ありません。
いったん医療機関の窓口で接種費用をお支払いいただいた後に、下記申請書に必要事項を記入し、領収書を添えて、南部分庁舎1階の福祉保健課健康増進係へ提出してください。
(注)領収書は、当該ワクチン予防接種のものだとわかる必要があります。接種内容等が記載されていない場合は、診療明細書・母子手帳写し等も添付してください。
お問い合わせ先
南部町役場 福祉保健課
〒409-2398 山梨県南巨摩郡南部町内船4473番地1
TEL:0556-64-4836
FAX:0556-64-3116