お祭り

omatsuri

投げ松明(なげたいまつ)

「蜂の巣」と呼ばれる麦わらであんだ籠を載せた、高さ10数メートルもする竿を川原に立てる。

夕方日没になると、手に手に松明をもって集まった子供達が、投げ入れの合図とともに、点火した松明を片手でクルクルと回しながら、頭上の蜂の巣目がけて投げ合うのが投松明(なげたいまつ)だ。

うまく松明が命中すると、蜂の巣が天空で火の塊となって燃え上がる。燃えつきたあと、竿を揺さぶると、あたかもクス玉を割ったように火の粉が折からの風にのって飛び散っていく様はまことに見事である。

投松明や百八たいの焔は、仏さまが迷わないための道明かりを意味すると言われている。

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