万沢集学校について(おかえり集学校プロジェクト)
地域に愛された万沢小学校を「集学校」として利活用!
万沢小学校は、明治6年に万沢を学校附属村として万沢尋常高等小学校が開校してから146年間、多くの子どもたちを見守ってきました。(「山梨県史」「富沢町誌」より)
開校以来、教育の場であるとともに地域コミュニティ活動や防災における重要な拠点として運営してきましたが、児童数が徐々に減少し、令和2年3月末に閉校。同年4月より、隣接地域の富河小学校とともに富沢小学校に統合されました。
町では、万沢小学校について地域の住民の皆様の関心度や、今後の利活用の可能性などを把握するため、令和3年11月に「万沢小学校の利活用に関するアンケート調査」を実施し、様々なご意見と活用にあたっての課題等を把握することができました。
この住民アンケートの結果を踏まえ、令和4年10月には、民間事業者の持つ資本力・企画力・ノウハウ等を活かし、周辺環境との調和、地域コミュニティ活動、地域活性化に配慮しつつ、地域の賑わいの創出が可能となるような、次世代を見据えた施設活用事業を公募したところ、東京に本社を置くIT関連企業「一般社団法人おかえり集学校(リングロー株式会社)」一者から、企画書の提出を受けました。
その後、庁内の公共施設に関するプロジェクト会議において検討を重ね、町ではこの企画を「有効案」と選定し、今年2月に地区説明会を開催しました。
そして、住民の皆様からの意見聴取及び南部町議会議員の皆様への説明を経て、「一般社団法人おかえり集学校(リングロー株式会社)」を万沢小学校利活用実施事業者として正式に決定し、本年9月議会において承認を受け、9月22日付けで本契約が締結されました。
10月13日に施設の引き渡しを行い、来春には本格的に事業開始となる予定です。
万沢小学校改め、ITを軸に皆が学び集う場所「万沢集学校」の今後にご注目ください。
「おかえり集学校プロジェクト」「一般社団法人おかえり集学校(リングロー株式会社)」について
『おかえり集学校プロジェクト』は、パソコンなどの再生事業を行う「リングロー株式会社」が主体となり、「一般社団法人おかえり集学校」として取り組んでいる全国規模の長期プロジェクトです。
「全国各地にある廃校を、人々が集いつながるIT交流拠点として再生し、少子高齢化対策や雇用創出を含めた様々な面で持続可能な地域づくりに貢献していこう」という基本理念で、2025年までに全国都道府県に1校ずつの開校を目指しており、「万沢集学校」が山梨県での第1校目となります。
こちらのページでは、各地の集学校(R5.10.1現在17校)の様子や、平成29年~令和元年までの「2年間のあゆみ」等を見ることができます。是非ご覧ください。
旧万沢小学校利活用についてのこれまでの経緯等
旧万沢小学校利活用事業者公募(終了)及び過去の住民アンケートの結果等についてはこちらのページをご覧ください。
お問い合わせ先
南部町役場 企画課
〒409-2192 山梨県南巨摩郡南部町福士28505番地2
TEL:0556-66-3402
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