「人・農地プラン」について

「人・農地プラン」は、耕作放棄地の問題など、
地域が抱えている人と農地の問題を解決するための「未来の設計図」です。
集落や地域の皆さんが話し合いをして、
- 今後の地域で中心となる農業経営体(個人、法人、集落営農)はどこか
- 中心となる農業経営体へ、どのように農地を集めるか
- 中心となる農業経営体とそれ以外の農業者(兼業農家、自給的農家)で
どのように地域農業を進めていくのか(生産品目や6次産業化など)
などを決めて市町村(南部町)がプラン(設計図)を作っていきます。
人・農地プランの実質化
人・農地プランの実質化とは
それぞれの地域で、次の3つのプロセスを踏み、作成された人・農地プランのことを「実質化された人・農地プラン」と呼びます。
- アンケートなどの実施
- アンケートなどの結果を基にした地図による現況把握
- 地図を基に地域で話し合いを実施し、その地域の中心経営体への農地の集約化に関する将来方針を作成すること
人・農地プラン作成の一般的な手順
1 市町村関係機関の準備
- 地域内の農業者に対してアンケート等を実施し、地域農業の現状を地図化して「見える化」します。
- 農業者の将来の意向等を確認します。
2 地域における話し合い
- アンケート結果や意向、地図を基に、農業者、農業委員・推進委員、農業関係機関、認定農業者等、多くの方に参加を働きかけます。
- 5~10年後の将来、地域の農地を誰に担ってもらうかを話し合います。そして、農地利用を担う「中心経営体」を定めます。
3 町による検討会の開催及び公表
- 地域での話し合いの結果を踏まえ、町で人・農地プラン原案を作成し、原案の妥当性などを審査します。
- 検討会において承認なら実質化された人・農地プランの区域として取り扱い、町において公表する。
人・農地プラン工程表の公表
人・農地プランの実質化に向けた工程表(随時更新)を公表します。
実質化された人・農地プランの公表
実質化された人・農地プランを次のとおり公表します。